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2019-01-10

雪の尻焼温泉

昨年年末に、群馬県六合(くに、といいます)の尻焼温泉に行ってきました。

元は日本秘湯を守る宿だったところを、別の経営者の方が旅館として再生した旅館です。

訪問する2日前に冬型の気圧配置になり、一気に雪化粧したそうです。

野天風呂は二ヶ所あり、時間帯によって男女交代になります。ひとつは川の向こうに山が見える泳ぎたくなるほど大きな岩風呂。暗くなるのが早いこの時期、粉雪が風に乗って降り注いでくる幻想的な夜空は、まるで小さな天使が舞い降りてくるようで、夢のような世界です。

この写真は別の早朝の川沿いの野天風呂。裸のまま氷点下10度の外へ出て、滑りにくい専用の靴に履き替え、手すりにつかまりながら長い階段を川岸まで降りていきます。丁度、山の向こうから陽が昇ってきた時間。しんと静まり返った冷たく澄んだ空気に包まれ誰もいない雪の温泉に浸かっていると、自分も自然の一部になったような不思議な感覚になります。

旅館に携わる全ての方たちの温かみのあるお人柄に癒され、心がほどけるような滞在になりました。

六合という地区は、日本で最も美しい村のひとつになっています。

 

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