toggle
2018-12-25

怪我しているうさちゃん

家族がうさぎを飼っていたときのこと。

うさぎの成長とともに体重も増え、ジャンプする度に脚に負担がかかり、遂に後ろ脚を引きずる生活に…。特に食べすぎて太ったからというわけでなくても、成長とともに体が大きくなりこんなにも不自由で可哀想なことになってしまったのです。獣医さんがおっしゃるには、うさぎはジャンプすることが当たり前の小動物。育って行く過程ではこんなこともたまに起こるのだそうです。

自分では自由に動くことができなくなってしまい、いつも自分から移動しているトイレにも思うように移動できず、いったいどうしたらいいの、と考えた末、人間の赤ちゃん用のオムツを当ててあげました。

人間の赤ちゃんと同じ状況ですから、当然のことですがオムツを替え、お尻もその都度洗ってあげます。そうでないとお尻がただれてしまうからです。雑菌の問題からもそうしないといけません。お尻を洗ってあげると、うさちゃんも気持ちよさそうに静かにしています。

ジャンプして移動することが全くできなくなったうさちゃん。床を這って移動する毎日がずっとずっと続きます。

そんな生活をしているときに、ピンク色のうさぎのぬいぐるみが大好きに!

見るといつも、仲間だと思っているのかそのピンクうさぎのところまで這っていって、ぺろぺろと毛並み繕いをしているのです。

小さな命ですがそんな感情も持っているのですね。とてもいとおしく思いました。

まだうさちゃんの回復には相当な時間がかかることはわかっていたのですが、そのうち家族がこの地から遥か遠くへと離れなくてはならないことになり、このうさちゃんは動物病院の先生のところに引き取っていただきました。それから何回かこのうさちゃんに会いに行く機会を作りました。うさちゃんも覚えていてすかさず寄ってきます。久しぶりにその姿を見ると後ろ脚も少しずつ回復してきていたようで、元気でいるその姿に本当に嬉しくなりました。先生がこころよく引き継ぎ育ててくださったことに今では心から感謝しています。

 

かわいいその姿ですが、うさぎさんの寿命は長くても4年くらいでその生涯を終えるのだそうです。

家族の一員として過ごす小さくてかわいい大切な存在たち。でも、別れの時は必ず訪れてきてしまいます。私も大好きだった小鳥たちとの沢山の別れを経験してきました。その命を失ってしまった時、それはそれは悲しさでいっぱいになって何も手につかない心の状態になってしまいますが、側に居てくれたその思い出はいつまでも心に残り、どこかで私たちを支えて見守ってくれているように感じます。生きている間、数え切れないほどのやさしさや幸せをもらい、ありがとう、という気持ちでいっぱいになります。

関連記事